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水のメディア芸術祭 Aqua Passage ―水の交差点―

12月6日(木)~16日(日)、しが県民芸術創造館展示ホールで。

パサージュとは「移行」であって「街路」であって「通過点」である。境界をまたぐことである。
―ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』

パリにて19世紀の産業振興政策によってつくられた「パサージュ」。市民にとって快適な場所として成功をおさめた。人々が集まり「散歩する」「ぶらぶら歩く」という楽しみの概念もパサージュから市民に広まったと言われている。

当展では、『パサージュ的な“場”』の創造を目的に、映像・美術作品の他、出展作家や水にまつわるダンスパフォーマンスを実施し、様々な領域のメディアが交差する“水”をテーマとした湖国の表現展を開催し、琵琶湖をはじめ周囲を取り囲む山々など、水に恵まれた自然や歴史・風土のなかで培われた湖国滋賀の新たな水のイメージを再発見します。

※ 12月9日(日)は、作品会場でダンスパフォーマンス(入場料:1,000円)上演のため、19:00~21:00の展覧となります。

※ こちらのサイトでダンスパフォーマンスご観覧のお申し込み出来ます。
↓↓↓
水のメディア芸術祭 ダンスパフォーマンス【観覧申し込みフォーム】

アーティスト

石川 亮 Ishikawa Ryo

石川亮「全体―水(近江の水源)」
石川亮 Ishikawa Ryo 全体-水(近江の水源) 2012年 107×75×53/㎝×2
水(氷)、鉄、アクリル、ガラス(水瓶、ボトル)、展示台、冷凍庫


美術家。1971年、大阪府生まれ。1995年京都精華大学美術学部卒業。交通インフラやのそのシステムの興味から作品制作を始める。近年は国内の神仏にゆかりのある地に出向き、その場所の持つ性質やルーツを探ることが作品制作の糸口になっている。近作に地域伝承や地名をもとに名付けられた湧水を収集した作品「全体‐水」は個々の水が混ざりあい一つになるプロセスを作品にしている。また山の稜線を際立たせる「望む」「仰ぐ」シリーズ、「日出山日入山」は固有の山様に視線を向ける作品である。宗教観と自然観を生活の中に取り込み、自然と対峙しながらも共存してきた日本人の感覚に注目している。現在 成安造形大学美術領域非常勤講師 兼 成安造形大学附属近江学研究所研究員

今井 祝雄 Imai Norio

今井祝雄「ミズツチ」
今井祝雄 Imai Norio ミズツチ 湖底土・樹脂・水 1998年


美術家。1946年、大阪市生まれ。もと具体美術協会会員。第10回シェル美術賞一等賞受賞。新大阪駅前・関西文化学術研究都市・京阪坂本駅・大津市役所沿道などに屋外彫刻を制作、住吉万葉歌碑(住吉大社)、永田耕衣文学碑(加古川市)も手がける。また近江八幡のボーダレス・アートミュージアム開設に尽力。著書『白からはじまる―私の美術ノート』、『デイリーポートレイト― 四半世紀・記憶の日記』、『オン・ザ・テーブル―パフォーマンス・イン・ブック』ほか、このほど『へたっぴんの美学―高鍋大師 保吉翁の世界』が再刊。来春ニューヨークのグッゲンハイム美術館における「具体:素晴らしい遊び場」に出品。

櫻井 宏哉 Sakurai Hiroya

櫻井宏哉「水流II」
櫻井宏哉 Sakurai Hiroya 水流II 2012年 映像


映像作家。1958年 横浜生まれ。筑波大学大学院 デザイン専攻 総合造形コース修了。「人間・メディア・社会」をテーマに映像作品を手がけ、国内外で発表。’82 シドニービエンナーレ、’84 AFIナショナル・ビデオフェスティバル(ロサンゼルス)、’91年 個展(カーディフ、イギリス)、’94 オーバーハウゼン・ショートフィルム・フェスティバル、’98 写真の視覚的拡張(国立現代美術館、ソウル)、07年 戦後日本の美術(ロサンゼルス)。’93年 国際ビデオ・アンド・エレクトロニックアートフェスティバル(ロカルノ)においてグランプリ受賞。ゲディ・センター(ロサンゼルス)作品蔵。現在、成安造形大学准教授。

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